病院で薬剤師として働いています。
院内で調剤をしていますが、その姿が外の患者さんから見えるのがこの病院の特徴なのでしょうね。
時々そとの子供たちと目が合うのですが、まれに声をかけてきてくれる子供がいます。
「何回飲んだら治るの?」
「苦くしないでね」
可愛らしい顔をして、私にそう伝えてくるのです。
こんなとき、早くこの薬を飲んでよくなって欲しいと心から思います。
医師が処方したものを間違いのないように調剤していく責任感をすごく感じるときでもあります。
子供ながらに、薬と言うものの効果をちゃんとわかっているのですよね。
薬剤師という仕事はとてもやりがいがあると思います。
人のために少しでも手助けをしたいと思いながら薬をつくっていますし、この調剤した薬をのんで患者さんたちが一日も早く良くなってくれればいいと念をこめながら仕事をしています。
薬剤師の道は楽ではありませんでしたが、こうして働くことができて今一番幸せを感じています。
この病院で働く薬剤師さんたちは皆そう思っているのではないでしょうか。